発想しよう! 未来とエネルギーのこと HATSUDEN Project

福島松川こどもエネルギーサミット

[ こどもエネルギーサミット ]
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2015年11月9日、福島市立松川小学校で『こどもエネルギーサミット〜HATSUDEN SCHOOL〜』を開催しました。
参加してくれたのは、小学4年生の約80名の児童たち。SGET福島松川メガソーラーを見学後、 様々な教科を通じて、
未来エネルギーについて学び、体験するプログラムを行いました。

小学校から少し離れた発電所へはバスで移動。 心配された雨天もなんとか回復してくれました。

エネルギーサミット恒例の〝ハツデンカード〟。
一日のプログラムが記載されていて体験した順にシールをはってもらいます。

発電所に到着すると、展望台がお出迎えです。
メガソーラーは、その並んでいる姿を俯瞰できるかどうかで印象がまったく違います。
遠くまで見渡しながら、子どもたちはそのスケールを肌で感じていました。

普段は立入禁止の施設内も見学しました。専門家の解説をメモを取りながら真剣に聞く子どもたち。
下から見たり、触ってみたり、いろいろな方法でソーラーパネルを観察していきました。

見学のあとは学校に戻って、「HATSUDEN SCHOOL」。
まずはモノ知りなワッツ博士から、再生可能エネルギーについての基礎知識を学びました。
太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスといった代表的な自然エネルギーについて、 イラストやモニターを通して理解していきます。

基礎学習を終えたら、グループに分かれて、国語、理科、社会、体育、音楽、美術、の6つのブースをまわる時間です。
未来エネルギーを通じて出会う科目は、ちょっとかわったものばかり。楽しくオリエンテーリングを続けていくうちに、未来エネルギーのことが、以前より身近なものに感じられていくという仕掛けです。

午前中が終了し、給食を食べたあとは再び体育館に集合。今度は、「ハッソウの時間」。
この日に体験したり学んだりしたことを復習しながら、自分たちの未来エネルギーに ついてのアイデアを発想していく時間です。各グループのファシリテータの方々が、子どもたちと上手にコミュニケーションをとって、アイデアを引き出していきました。

自分のアイデアがまとまってきたら、みんなに発表。
積極的に手をあげる子どもがたくさんいて、 意外性のあるアイデアが次々に出てきました。

最後に、エネルギーロボの口の中にアイデアシートを投函して、みんなのアイデアを未来に託しました。
面白いアイデアは、当サイトに掲載されていきます。

最後に「エネルギーサミット〜」の掛け声で集合写真をパチリ。
盛りだくさんでしたが、充実した1日となりました。

photo: 瀬尾泰章
イベント協力:株式会社東北日立、株式会社丸松工業
コンテンツ協力:『グリーンパワーブック』(Think the Earth編・著)
設備協力:株式会社 音力発電