千葉ニュータウン(牧の原小学校)エネルギーサミット開催!
千葉県印西市立牧の原小学校で『エネルギーサミット』を開催しました。・・・

2018年10月11日、千葉県印西市立木刈小学校で『スパークスこどもエネルギーサミット〜HATSUDEN SCHOOL〜』を開催しました。小学5年生の103名の児童たちが参加。SGET千葉ニュータウンメガソーラー発電所を見学後、様々なプログラムを通じて、未来エネルギーについて学びました。
SGET千葉ニュータウンメガソーラー発電所は、白井市武西から印西市若萩までの延長約10kmに連なって設置されている日本最長の発電所です。北総鉄道千葉ニュータウン中央駅から印旛日本医大駅までの計3駅にまたがっています。この日は、バスに乗りこみ沿線道路を回りながら、発電所の敷地内にも入り見学を行いました。
日頃から目にしていた発電所ですが、間近で見るのは初めて。触ったり耳をすませたりと子どもたちは興味深々でした。
発電所の建造に携わったSGET社員の説明にも、しっかりと耳を傾けノートをとっていました。
見学のあとは学校に戻って、「HATSUDEN SCHOOL」。
はじめにモノ知りなワッツ博士から、再生可能エネルギーについての基礎知識を学びました。
太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスといった代表的な自然エネルギーについて、 イラストやモニターを通して理解していきます。
ワッツ博士の質問に元気よく挙手する子どもたち。再生可能エネルギーのことを少しずつ学んでいきます。
基礎学習を終えたら、グループに分かれて、国語、理科、社会、体育、音楽、美術、の6つのブースをまわる時間です。
それぞれの科目は、普段と違って未来エネルギーに関わるちょっとかわったものばかり。楽しくオリエンテーリングを続けていくうちに、未来エネルギーのことが以前より身近なものに感じられていくという仕掛けです。
▼社会
世界のおもしろ発電や、他校の未来エネルギーの発想をクイズ形式で答えていきます。いち早くウチワで風力発電できた人が解えることができるので、みんな一生懸命ウチワで風を送っていました。
▼理科
自転車発電で灯した白熱球でソーラーカーを走らせます。力がどのように電気に変換されていくかを体験を通じて学びます。
▼体育
発電装置になったルームランナー。かけっこして発電した電力が数値に出るので、さながら競技会のような熱気。大人のメンツをかけて先生もチャレンジされていました。
▼音楽
用具室がこの日は音楽スタジオに。くるくる回すと鳴るラジカセや、たたくと光るタンバリンやドラムでセッション。ミラーボールも回り始めてディスコのような空間に。
▼美術
光を長時間露光のデジカメで撮影してライトアートをつくりました。もちろんこのライトも手まわし発電。みんなの動きが思いもかけないアートに変わって驚いていました。
▼国語
エネルギーに関する言葉が書かれたカードでカルタ遊び。さっき習ったばかりの言葉もたくさん並んでいます。
午前中が終了。給食を食べて自分のエネルギーを補給した後は、再び体育館に集合。今度は「ハッソウの時間」です。
午前中に体験したり学んだりしたことを復習しながら、自分たちの未来エネルギーについてのアイデアを発想していく時間です。各グループのファシリテータが、子どもたちとコミュニケーションをとりながらアイデアを引き出していきました。
自分のアイデアがまとまってきたら、みんなに発表。
積極的に手をあげる子どもがたくさんいて終了時刻ぎりぎりまで続きました。
最後に、出てきたアイデアをグループごとにまとめて、エネルギーロボのポストに投函。
おもしろいアイデアはこのホームページ上で公開しています。
すべてのプログラムが終了してから、5年生代表にお礼の言葉をいただきました。
木刈小学校のみなさん、1日元気に学んでくれてありがとうございました!